車買取された車は、一般的には店舗で中古車として販売されます。
ですから車買取で高額になりやすいのは、中古車で人気の車です。
中古車市場で人気がある、状態が良いなど売りやすい車ほど車買取の価格も高額になります。
しかし一部の買取店舗では、必ずしも中古車市場での人気と買取価格が連動するわけではありません。
車買取された車は、国内の店舗で中古車として販売されないケースもあります。
たとえば新興国を中心に海外で人気がある車種なら、国内で売るよりも海外に輸出したほうが高値で売れます。
そのため買取店は持ち込まれた車が最も売れるルートを使って売却しているので、国内より海外で人気の車種なら予想以上の高値がつくケースも少なくありません。
買取店が売却時に使うルートは、買取価格に直結すると言われています。
もし少しでも高く愛車を売却したいなら、豊富なルートを持っている買取店を選ぶのもポイントの一つになるので注意しましょう。
車買取の査定額を決める一つの要素に、再販売ルートがあります。
買い取られた車は、メンテナンスをしたあとそのまま自社で中古車として販売するのが一般的です。
しかし一部には買取をした車を自社の店舗で販売するだけではなく、別のルートを使って売却する買取店もあります。
なぜ自社の店舗で中古車として販売しないのかというと、その方法を使うと高く売れるからです。
基本的に車は、地域によって求められるものが異なります。
たとえば都会の中古車販売店なら乗りやすい軽自動車が人気ですし、豪雪地帯なら雪に強い車が人気です。
また国内だけではなく、海外に売却するパターンもあります。
日本国内より海外で人気の車種なら、輸出して売却したほうが利益が増えるので車買取の価格も高くなるわけです。
車買取をするときには、このように自社の店舗だけではなく、いくつもの再販売できるチャンネルを持っている店舗がおすすめです。
再販売後のチャンネルが豊富なら、満足できる車買取ができます。